梅雨の体調不良に対策!なぜ食欲低下や気分の落ち込みが起こるのか?
なんだか、いつもこの時期になると、どうも身体が重いしだるい!
別にいつもと変わらない生活しているはずなのに、なんかスッキリしない!
そんな方も多いのではないでしょうか。あなたはいかがですか?
梅雨に調子が悪くなるのは何が関係してる?
空はいつもどんよりで暗い日が多く、湿気でジメジメしていて蒸し暑い。
汗をかくと、身体にまとわりつくようなベタベタした感じで、
風が吹いても生ぬるくて、どうも気持ちが悪い。
そんな感じだからなのか、僕が普段見ているクライアント様も、
この時期になるとよく分からない症状や悩みが増えたり、
なんだかあまり調子が良くないという方が多い印象です。
僕が昔、病院で働いているときも、
外来や入院の患者様も同じような感じで、
なんか空気も重くてやだなーという雰囲気でした。
訴えで多いものとしては食欲がなくなったり、
いろいろと思い悩む時間が多くなって気分的に落ち込んだり、
お子様なんかだといつもよりよだれが多くなったり・・・。
たしかに気候による影響もあるとは思いますが、
いつもと変わらず元気な人も周りにいることを考えると、
どうやらそれだけではない他の影響もありそうだと感じます。
では、他に何が関係しているんでしょう。
あなたはどう思いますか・・・?
ちょっと考えてみてください!
食欲不振、気持ちの落ち込み、思い悩みやすい、よだれが増える・・・。
このパズルのピースからいろいろと考えてみたときに、
東洋医学的な観点だと繋がるあるポイントが見えてきます。
それは、「脾」というもの。
といっても、そもそも「脾(ひ)」ってなに?
という方がほとんどだと思います。
もう少し簡単に言うと、「胃腸系」と置き換えられます。
これだと「脾」よりもイメージがしやすくなるかと思います。
その名の通り、「胃」と「腸」。つまり消化器系ですね。
五行論から見た身体の調子
想像してみてください。
食べたものを消化し吸収して栄養を摂りこみ、
それが血肉となって身体を創り、私たちは健康を維持しています。
そんな大事な胃腸系が、仮に何らかのトラブルに見舞われ弱ってしまい、
いつもの働きができなくなり、それでもどんどん負担が重なってくる。
もし、そんな状態になっていたとしたら・・・。
食欲がなくなり、気分も落ち込んで、ちょっとしたことで悩んだり、
そんなことが起きても不思議じゃないですよね。
これは、東洋医学にある「五行論」をもとにした考え方です。
五行論では、季節、方角、色、味、感情などなど、
この世界に存在するあらゆるものを、
「木・火・土・金・水」の5つで捉え、整理して考えます。
もちろん、人体における内臓も同様です。
「肝・心・脾・肺・腎」を五臓といい、これらはそれぞれ、
「木・火・土・金・水」の5つに当てはまります。
また、これは季節にも対応していて、
「木=春」
「火=夏」
「土=季節の変わり目」
「金=秋」
「水=冬」
となります。
ここで先ほどの内臓と季節を、「木・火・土・金・水」で結ぶと、
「肝=春」
「心=夏」
「脾=土用(季節の変わり目)」
「肺=秋」
「腎=冬」
となります。
なので、梅雨の時期というのは春から夏への季節の変わり目に当たるので、
「脾」の状態に何かと変化や不調が起りやすいと考えられます。
「脾」は「胃腸系」ですから、ここでようやく繋がります。
五行論で見ていくと、
身体に表れる様々な状態や現象をまた違った観点から捉えることができ、
何が背景にあるのかということを紐解くきっかけになります。
まとめ
いろんな角度から自分の身体について見ていく視点を持ち、
あなたの健康、家族の健康、周りにいる大事な人の健康を、
あなた自身で守っていただければと思います。
自分でできることから少しづつ始めてみてください。
それを身体が喜んでいると感じたら、
1日数分でもいいので続けてあげてください。
自然治癒力の改善は、
人を明るく・笑顔に出来ると私は思っています。
身体は、人が生まれながらにもつ宝物。
健康は、お金や仕事、何物にも代えられない、
唯一無二の財産です。
最後に
もし今、あなたにお悩みがあるようなら一度、
ご相談ください。
今までにはなかったような、
新たな視点からのアドバイスができるかもしれません。
毎日のケアが、あなたの身体と健康を守ります。
そしてそれは、仕事、恋愛、人間関係での豊かさにも直結します。
自分の身体と心に目を向け、健康への意識を高め、
笑顔で送る毎日の幸せと豊かさを手に入れましょう。
日向ナチュラルコンディショニング http://salon-hinata.biz