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うつ病の症状と原因、自己診断チェックで心の状態を見てみましょう!

うつ病の症状と原因、自己診断チェックで心の状態を見てみましょう!

「うつ」という言葉を頻繁に聞くようになりました。
「うつ」っぽい、とか「うつ」でやる気がでなくて、なんて普通の会話で使われるようになってきました。
実際にうつ病の治療をしている人も増えています。

うつ病は精神疾患、心の病ですが、どんな症状から始まるのでしょうか?
また、うつ病を引き起こす原因は一体に何か?
うつ病のことがわかればうつ病の発症を未然に防ぐことができるかもしれません。
自己診断チェックはどういった項目があるのか?
うつ病について知っていきましょう。

そもそも『うつ』とは?

気持ちが落ち込む、やる気がでない等の心の病です。
心が動かないと身体は動きません。
そのため、何かに打ち込むとか、興味をもつなんてことはできなくなります。
生きがいが見いだせないため、楽しみをもつことができません。
そのため、生きていることが虚しくなり、自分の存在自体を否定するようになってしまいます。
重症になると自殺を考えたり、行動をおこすこともあります。

意欲・生きがいとは?うつの診断チェックリスト

全国的に介護予防で使われているチェックリストの「こころ」の項目をみてみましょう。
簡単な自己診断チェックもできますよ。

  1. 毎日の生活に充実感がない
  2. これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった
  3. 以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる
  4. 自分が役に立つ人間だと思えない
  5. わけもなく疲れたような感じがする

参照元:厚生労働省作成 基本チェックリスト

25問中、最後の5問は「こころ」の状態を質問するようになっています。
これでもわかるように、最初の方は体の運動機能の設問に始まり、途中が社会参加、そして物忘れ、最後に心の状態を聞くようになっています。

心の病は身体と連動していること、心と体のバランスが必要になってきます。
考えがまとまらなかったり、考えたくもない、向き合いたくないといった脳の障害の一部と心は密接につながっており、そのことが身体を動かしにくくしてしまうのです。
いわゆるおっくう、面倒、やる気がでない状態です。

少し詳しく、みていきます。
各項目別に簡単に「うつ状態を防ぐアドバイス」も載せてみました。

毎日の生活に充実感がない

うつ 毎日の生活に充実感がない

充実感という言葉自体、主観的なものであり、人それぞれ価値観、こだわりは違います。
社会生活の中で充実感を味わえる人は何か自分で「ハリのある生活」を送るための努力を積み重ねています。
ここで充実感がない、と不足感を感じている人は「今の自分なら何をしている時が満足できるんだろう」ということを忘れてしまっています。
足りないところにばかり目がいきがちですが、実は人それぞれ持っている能力も違うし、ゴールも違うのです。

実は真面目な人ほど、「もっとこうでなくてはならない」という強い信念を持っていたりします。
時にはそこに到達できずに苦しむことがあります。

ここで言えること:今、ここに生きてみる。今の自分を明らかに認めてみる。今の自分にしかできないことが必ずあります。

これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった

うつ これまで楽しんでやれていたことが楽しめなくなった

物事が楽しめない理由はいくつかあります。

仲間同士でいざこざが起こった、だからもうあの活動には参加もしたくないし、楽しくなんかない(人間関係のいざこざ、構築してきた人間関係の喪失)。
病気や怪我がもとでやっていた活動自体ができなくなってしまい、おもしろくない(身体的な衰え、できないという喪失感)。

季節も人も時代も変化をしています。
ずっと変わることがない、安定感を人は求めます。

でも、人は生きれば生きるほど、たくさんの喪失感を体験せざるを得ません(友人の死、配偶者の死、ペットの死、仕事から離職する、住み慣れた土地を離れる、人間関係の喪失、財産の喪失、体力の喪失)。
変化の波に乗れない時、変化を恐れている、変化についていけない時に起こっている心の状態を表しているのかもしれません。

ここで言えること:変化の波に乗れないのはあなただけではありません。何かを失うことは誰にとっても辛いこと。

今は難しいかもしれないけれど、楽しめていたことを再び新しい仲間で始めたり、別の楽しみを見つけられるような環境に身をおける時が必ず来ます。

以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる

うつ 以前は楽にできていたことが今ではおっくうに感じられる

おっくうとは、面倒という言葉にも置き換えられます。
体力、気力がなく、面倒でできないと身体~こころに連動して変化がでてきます。
具合が悪く起きているのが辛い、調理が面倒で食べるのがおっくう、食器洗いも面倒だし…これで本当に食べなくなってしまうと負のスパイラルとなってしまいます。
この場合は身体面に変化がでると解決できる場合があります。
また、代替案で解決できる可能性もあります(調理をしないで外食する、お弁当を買ってみる)

ここで言えること:面倒なことはしない。時にはさぼってもいいんじゃない?ということを自分に許してみましょう。

自分が役に立つ人間だと思えない

うつ 自分が役に立つ人間だと思えない

失敗をしてしまう、自信がなくなることで自分を責めてしまう場合。
職場が変わった時にもありがちです。
職場が変わる時は「喪失感」「期待」と両方を持っています。
辞めることは「喪失感」ですが、転職できれば「新しいことへの期待」に希望をもっているはずです。

その理想と現実のギャップが大きい時に
「こんなはずじゃなかった」
「私はここには向いていない」
「私はここでは役立たずだ」と自分を否定してしまう気持ちを持ってしまうことがあります。
情熱をもって仕事に取り組む人、なんでも頑張ってしまう人は役割を全うできないと苦しむことがあるのです。

ここで言えること:どんな場所に行っても「自分らしさ」を忘れないこと。役割はあとからついてくるものです。

まずは今の環境に慣れましょう。ゆっくりと前に進むことも時には大切です。

訳もなく疲れたような感じがする

うつ 訳もなく疲れたような感じがする

この疲れとは「精神的」なものからきています。
気疲れですね。
知らぬまにストレスをため込んでいる場合も当てはまります。
配偶者の死、ペットの死などは心に大きな穴が開いたかと思われるくらいの喪失体験です。
そして悲しみ、苦しみに1人耐えることは大きなストレスにつながってしまうものです。

ここで言えること:大きな物事の変化があれば誰でも疲弊してしまいます。ここ半年くらいの物事をゆっくり振り返ってみましょう。

一人で物事を抱え込んでいませんか?一人で生きている人なんていないのです。時には人に今の自分の気持ちを打ち明けても良いのですよ。

●こちらの記事も併せて読むのがオススメです。
うつ病で仕事が辛い、行けない・・・でも続けたい時に行動できること

まとめ

基本チェックリスト5つの項目から、こころの状態をみてきました。
意欲、生きがいを感じられない、このことが蓄積されるとうつ状態になりやすいのです。
共通しているのは「喪失感」「変化」です。

今の時代は自然災害が多かったり、高齢者の問題、年金や税金の問題、それに伴う自分の仕事や生活の変化、そして先行きの見えない不安を誰しも抱えているのです。
真面目な人はなんとかしなくてはならない、と一人で抱え込みがちになります。

また、仕事一本できてしまった人が仕事をやめてしまうと、次の役割、自分の立ち位置が上手く見つけられず、日々の生活に充実感を持てなくなったりします。
そのためにも自分が自分らしく穏やかにいられる「居場所」を上手くみつけていきましょう。

真面目は良いこと、でも頑な過ぎは「うつ」状態を作りやすいのです。
柔軟な心の状態が「うつ」の発症を抑えてくれることでしょう。
苦しくなったら胸の内を打ち明けられる、そんな人をみつけておきましょう。
そして、いつか自分が「打ち明けられる人」になるかもしれません。
それが人と人の支え合いなのです。

「うつ」はなにか自分一人で孤独に悪い方向に考えがちな時に起こりやすい心の病です。
人は一人では生きていない、ということもどこかに留めておきたいものです。

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