口臭の原因は肝臓病や胃腸の問題!?オススメの対策と予防について
あなたは、においに敏感ですか?
一言で「におい」と言っても、様々なものがありますね。
漢字にも、「臭い」と「匂い」があります。
はじめに
ちょっと調べてみたんですけど、
「匂い」という字は、「隣のお宅から美味しいカレーの匂いがしてお腹が減ってきた!」
みたいな、いいにおいの時に使うみたいですね。
ちなみにこれは、まさに今の僕が置かれている状況。
ベランダ越しに、美味しそうなカレーの匂いが漂ってきて、
毎日カレーでも大丈夫なくらいカレーバカの僕にとっては、
まるで拷問のように強烈な誘惑の一つです。
これに対して、「臭い」というのは、
「この場所はいつもタバコの臭いがして気分が悪くなる」
というように、嫌なにおいのときに使うようです。
簡単に言うと、
あなたにとって良いと感じるにおいは「匂い」であり、
嫌な感じのにおいは「臭い」になりますね。
目にも見えないので、同じ「におい」を感じても、
人によって「匂い」と感じるか、「臭い」と感じるかは、
人それぞれということですね。
何かの本の中に、
「一般的に、悪臭とは70%または3分の2以上の人が不快に感じるにおいを指す」
と書かれてありました。
これが合っているかどうかは別にして、
だいたい半数の人が不快に感じるというのであれば、
その「におい」は「悪臭」といってもいいですね。
口臭の原因は口の中だけじゃない!?
で、ここからが本題。
一般的に言われる「口臭」というものを見たとき、
今までの話からすると、半数以上の人が嫌だと感じる「におい」ということに。
あなたも、誰かと喋っていたときに口臭を感じて、
「それが気になって会話が耳に入ってこない」
なんて言う経験もあるのでは?
ただ、他人の臭いにはすぐに気づくのに、
自分の臭いというのはなかなか感じないものだったりします。
あなたが誰かの臭いについて不快だと思っている時に、
もしかしたらあなたも、相手から不快だと思われているかもしれません。
そんなことにならないための、
口臭に対する豆知識をお伝えしますね。
といっても、誰だって口臭があるままで誰かと会ったり、
会話を続けようと思う人はいないはず。
ちゃんと歯を磨いたり、食後にガムをかんだりして、
自分なりに気を使っているという人もいるでしょう。
多少の口臭は誰にでもあるのが普通。
それが、さまざまな要因が重なることでにおいが強くなります。
口臭の原因は様々ですが、
もっとも多い理由は、口の中の細菌です。
食後など口腔内で新陳代謝が行われると、
古い細胞や食べ物のカスといった「たんぱく質」が豊富に存在します。
そのたんぱく質が口腔内の常在菌によって分解されると、
臭いを発する物質ができあがります。
なかでも、玉ねぎの腐ったようなにおいとなる「メチルメルカプタン」などの、
揮発性硫化物が多く発生すると、口臭が強くなることがわかっています。
あと、これは実際にチェックしてほしいのですが、
舌の表面が白かったり黄色くなっていたりしませんか?
もしその場合は、舌に汚れがこびりついた状態となっており、
これを舌苔(ぜったい)といいます。
舌苔は食べカスや細菌、はがれ落ちた細胞などの集まりで、口臭のもとになります。
また、過度の疲れやストレス、体調不良などでも舌苔が増えやすくなります。
こういう話をすると、決まってそのあとによく出てくるのが、
「歯に歯垢(しこう=プラーク)が残っていると、
口の中で細菌が増殖して口臭が強くなるだけじゃなく、
むし歯や歯周病のもとに。
歯周病は歯肉の炎症を引き起こし、口臭の大きな原因となります。
しっかり歯を磨きましょう!」
などといった話になることが多いのですが、
僕はあまりお勧めしません。
歯磨き自体はいいのですが、
歯磨き粉の中には身体にとって毒になる成分が多く含まれていて、
ちゃんとしたものを選ばないと、
歯周病は防げても他の病気を引き起こすなんてことにもなりかねません。
口臭のオススメ対策
そこで、僕が提案したいのは、
「よく噛んで食事をする」
ということ。
なぜよく噛むといいのか?
それは、唾液がたくさん出るからです。
実は、唾液には食べ物を消化するだけでなく、
口腔内の汚れを洗い落して細菌の活動を抑える働きもあります。
なので、よく噛んで食べると口臭を防ぐことにつながります。
また、鼻が詰まっていたりして口呼吸が増えると、
口の中が乾燥し唾液が少ない状態となり、口臭が強くなりやすいです。
食事をするときは口をしっかり閉じてよく噛むことで、
口腔内が乾燥することなく、唾液も多くなり、一石二鳥です。
就寝中は唾液の分泌が低下するので、
細菌やたんぱく質が増加しやすくなり、
寝起きなどは口臭が強くなりやすいです。
また、緊張したときなどには呼吸が浅くなり、
口呼吸が増えやすくなるため、
そういった場面でも口臭は強くなりやすいです。
寝起きや緊張した時などは、
自分の臭いにはあまり意識が向かない為、
口臭にも気づきにくいです。
そして、口臭と言っても鼻やのどなど、口の周辺からの影響や、
胃腸の問題など内臓からくるものが原因の場合もあります。
内臓の問題の場合、どれだけ歯磨きをしてもそこに原因はないので、
口臭は改善されません。
胃腸など内臓の問題は、
たとえ病院の検査などで引っかからなくても、
検査結果に反映されない問題が潜んでいることがあります。
鼻炎や副鼻腔炎(蓄膿症=ちくのうしょう)、咽頭炎・喉頭炎など、
鼻やのどに炎症がある場合、
細菌によるたんぱく質の分解量が増えることで、口臭の原因になります。
胃腸の調子が良くない時などは、
舌の表面に変化が起こり、舌苔が多量に沈着しやすくなることで、
嫌な臭いが発生しやすくなります。
糖尿病では甘酸っぱいにおい、
腎臓病ではアンモニア臭、
肝臓病では腐った卵のようなにおいなど、
病気によって特徴的な口臭が発生する場合もあります。
また、ニンニクやニラなどの香りの強いものを食べたり、
多量のお酒を飲んだ時に、息が臭くなることがあります。
これは、一度血液中に入ったにおいの成分が、
吐く息に混ざって起こります。
食べ物だけでなく、飲んでいる薬の成分などでも、
これと同じ原理で口臭として感じられることもあります。
まとめ
口臭には個人差があり、自分のにおいは、自分では気づきにくいもの。
そして、原因は口腔内だけでなく、
食生活やストレス、内臓の調子など様々です。
僕のクライアントさんでも、
口臭を気にされている人がたまにいらっしゃいますが、
施術で内臓の調子を整えてちょっと食べ物を意識するだけで、
それがなくなってしまいます。
僕としては施術で口臭を治そうという意識はなかったんですが、
何度か受けて頂いていたクライアントさんから、
口臭がなくなったという話を聴いて知りました。
身体の状態を整えると、
そういった問題も自然と解決されるものだと、
改めて感じますね。
身体は、人が生まれながらにもつ宝物。
健康は、お金や仕事、何物にも代えられない、
唯一無二の財産です。
最後に
もし今、あなたにお悩みがあるようなら一度、
ご相談ください。
今までにはなかったような、
新たな視点からのアドバイスができるかもしれません。
毎日のケアが、あなたの身体と健康を守ります。
そしてそれは、仕事、恋愛、人間関係での豊かさにも直結します。
自分の身体と心に目を向け、健康への意識を高め、
笑顔で送る毎日の幸せと豊かさを手に入れましょう。
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